シン・マナツ

最近、ようやく朝晩は過ごしやすくなってきました。

だいたいこのフレーズって、八月下旬のお盆が終わるころに使われるものだったのですけどね。今は9月になってようやく使える状態です。

子供の頃、夏休みに親からよく、「午前中の涼しい時間に宿題をやっちゃいなさい!」なんて言われたものです。

もちろん、かつての私に夏休みの宿題なんぞ知ったことではなかったのですが、この「午前中の涼しい時間」、どこに行っちゃったんでしょうね。お懐かしい限りですよ。

台風の進み方もおかしいじゃないですか。

私が中学生の頃、大嫌いだった地学の授業で習った話では、夏に台風は本州に上陸しないとのことでした。本州は基本、太平洋高気圧に覆われているから、台風は北に上がって来ず、西に向かうのが普通だと。

先週の台風みたいに、こんなに長く本州に停滞したのなんて見たことないですよ。

もっとも、迷走台風が現れるのは夏台風の特徴の一つですが、もっと南で迷走してたものです。こんな北で停滞すんなっての!迷惑だし!

30年前と比べて、今の日本は緯度が下がった感じになってますね。特に夏は。

関東では7月下旬から8月中旬、この一か月間の暑さはもうほぼ毎日35度越え。体温越えも当たり前の猛暑です。

もうこの1か月は真夏ではない!

シン・マナツだ(タイトル回収)!

そう思うことにします。

もはや怪獣レベルだと思うのですよ、この災厄は。

どう考えても家電レベルでは太刀打ちできません。

数十年単位でこのシン・マナツは毎年やって来るようなので、家やオフィスも含めて今後も防衛をしっかりとやっていかないといけませんね。

一方で、南の島は快適でした。

滞在期間中は天気があまり良くなかったのですが、30度に届かないくらいの気温で、プールは寒いくらい。まさか、真夏の南の島で凍えるとは思いませんでしたよ。

そんななかでも子供たちは元気ですね。陽気に元気に、プールで遊んでましたよ。

もっとも、プールではしゃいでる子供たちを横目に、親たちは温かいジャグジーから抜けられない。そんな親たちでジャグジーは満員でした。

でもね。子供は許してくれませんよ。そんな親を。放っておいてはくれません。

子供にせがまれてプールへと引っ張られていく、親たちの悲しそうな瞳。

ドナドナドーナ、ドーナ…

もちろん、私もその瞳をしていましたが。

夏は南の島の方が避暑地のようになっているようですので、そっちにオフィスを移転することを考えていいかもしれません。

なんせ、前回のブログで書いた通り、ITの進歩でどこでも奴隷のように仕事をすることが出来るのですから。

「うちの会社、夏はオフィスがハワイに移るのよ!」なんて、めちゃめちゃ新しい経営ですよね!

知らんけど。


秩父で山に登るIT経営者より

news

次の記事

思想信条