冷めた鉄

ブログ IT社長の重荷を負うて

タイトル 冷めた鉄

今日はちょっとした自慢話をさせてください。

実はわたくし、この5年間ほど毎日ストレッチをしているのですよ。

すごくないですか?

前屈やら開脚前屈など、20分かけて筋を伸ばしています。

きっと、これだけやっているのだから随分柔らかいんじゃないか、と思われるでしょうね。

しかーし!全然柔らかくないんですよ、これが。

なんでって?

こっちが聞きたよ!

高校生の頃に半年ほど、部活のために柔軟体操をほぼ毎日やっていた時期があったのですが、そのころのレベルにもまだ届いていない感じかな、と。

10代の子が半年で到達できるレベルまで、5年かけても到達できてません!

やっぱり中年になると筋肉の弾力が落ちてきて、柔らかくなりづらくなるんでしょうね。

鉄は熱いうちに打てと言いますが、私の体はもう冷め切っているのでしょう。。。

そうそう。前にもブログで書いたと思うのですが、今、私は野球をやっています。

草野球なので下手でも問題ないのですが、やっぱり上手くなりたいです。

そこで、バッティングやノックなどの練習をやるのですが、これがまた、なかなか上手くならない。

自分自身、そこまで運動神経が悪いとは思ってないのですが、反復練習がなかなかできないからなのかな、と思っています。

ちょっとハード目な動作をすると、翌日には筋がヤバいことになってしまうんですよね。

そうなると、なかなか基礎が定着できないので、上達するのが遅くなってしまうのでしょう。

そこで、頭を使って練習することで、その足りない基礎練習を補おうとしているのが今の私です。

まず理想的な体の動かし方、関節の使い方を本やネットで調べて頭に入れ、それを短い練習時間でやってみる、といった感じ。

もっとも、頭を使ったとしても、若いころやって身につけていた人に比べると、上達スピードはすこぶる遅いですがね。

やっぱり、運動も勉強も、若いうちにしっかりと基礎を身につけておくことが重要なんです。

仕事もそうですよね。

社会人になりたての頃に勉強したこと、実地で覚えたことはなかなか忘れないし、体に染みついているのですよね。

私にも昔、新人だった頃がありますが、その頃に身につけた知識は年をとっても忘れないし、今の私の判断力のベースになっていると思います。

若いころの苦労は買ってでもせよ、なんてことわざがありますが、本当にその通りですね。

若いころの私には、全く理解できなかったことですが。

若いあなたにも、きっと理解できないことでしょう。

でもね、これは年を取ってみて初めて分かる、本当の事なのですよ!

ということで、わが社でも若い人には思いっきり苦労を掛けようと思います。

決して冷たい社風だからじゃないよ!

冷めた鉄になってしまった経営者から、まだ熱い鉄の皆さんへのプレゼントなんですよ!

 

秩父で山に登るIT経営者より

  

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