新社会人の皆様へ、エール
皆さん、きっと希望に胸を膨らませているんでしょうね。
特に新社会人の中には、同期で一番になってやろうとか、俺の力で会社を変えてやろうとか、そこまでの野望を抱いている人もいると思います。
もっとも、最近は会社で出世したくない人が大多数だとのことですので、そこそこ仕事を覚え、そこそこ稼げればいいや的に考えている人の方が多いのかもしれませんが。
いずれにせよ、何らかの前向きな気持ちを抱いていることは事実だと思います。
みなさん、頑張ってくださいね。
しかし、そういった気概をもつことは重要なんですけど、その気持ちって、長続きしないんですよね。
我々の年代のように社会人を何年も経験すると、そういった新人たちをちょっと冷徹な目で見てしまうのです。
特に、街に青臭い雰囲気を漂わせた新人たちが集団でワイワイやっているのをみると、「騒々しいなあ。君らのその高揚感、あと1か月しか持たないよ…」と心の中で呟くのです。
実際、私もそのような高揚感に包まれ、万能感の塊だった時期もありましたよ。
でも、実際の業務に入っていく中で、そのような浮ついた気持ちは粉砕されていったものです。
「先輩たちは、なんて先まで物事が見えてるんだ!」
「どうやってこんな仕事をとってくることができるんだ?」
なんて感じで。
諸先輩方の猛烈な能力に自分の無力さを思い知らされるのです。
でも新社会人よ、諦めちゃだめ。
そのように心を折られたことをきっかけに、仕事への取り組み姿勢を変えることが重要なのですから。
少し話は変わりますが、学校では答えのある学問ばかり教えられてきました。
ですので、学生は間違わないようにすることが重要であり、答えを導くやり方から逸脱しないように回答を作成する、ということに主眼が置かれていたのです。
しかし、現実の世界、ビジネスの世界では答えを導くやり方は決まっていません。
いや、やり方はあるのかもしれませんが、仕事をやる前には誰にも分からないのです。
試行錯誤のあとに初めてたどり着けるものなのです。
ですから、新社会人の皆さんには、失敗を恐れない取り組み姿勢を身につけてもらいたいのです。
失敗を恐れていると試行錯誤の回数が減り、答えにたどり着くことが出来なくなってしまいます。
できるビジネスマンは、失敗を恐れず何度も何度も挑戦し、見えないところでも動き回っているものです。
新社会人よ、失敗を恐れず、何度もトライしてください!
そして、失敗した理由を考え、それを改善したやり方で再度トライしてください!
何度も繰り返すうち、きっと答えにたどり着けると思います。
上司がそんな失敗を許してくれないって?
ならばそんな会社は辞めしまいなさい!そしてアイサットに来なさい!
アイサットの社長は素晴らしいので、試行錯誤を繰り返す人を高く評価するのだから。
秩父で山に登るIT経営者より