新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
2024年がスタートしました。

今年も元気に楽しく頑張りましょう!と言いたいところですが、新年早々、残念な出来事が重なりましたね。

元日に発生した能登半島の大地震では、たまたま家族が金沢に旅行していたタイミングであったため、文字通り他人ごとではありませんでした。

家族は3日に帰る予定であったため、その頃には北陸新幹線も通常運転に戻っており、特に支障なく帰ってくることが出来ましたが、滞在中は様々な不便があったとのことです。

1日はホテルのエレベーターが動かなくなっていて、ロビーに長時間待機していたとのこと。また、レストランでは厨房のガスが止まっていたためか、しばらく通常営業がなく、1日の夜はカレー、2日の朝は乾パンなどの非常食が宿泊者に振舞われたそうです。

能登半島での甚大な被害とは比較にならないとは言え、金沢周辺における地震の影響をなるべく早く復旧させようとされていた鉄道関係者、および旅行業関係者の皆様のご尽力に深く感謝したいと思います。
お陰様で、私の家族は特に大きな苦痛を感じることもなく無事帰宅することが出来ました。
どうもありがとうございます。

一方、2日には飛行機事故が発生しましたね。

原因はまだよく分かっていませんが、何らかのヒューマンエラーが積み重なって発生したのでしょう。

しかし、海保機の乗員に被害が出たのは残念ですが、旅客機の搭乗員、乗客に死者が出なかったことは本当にすごいことです。

たぶん、エンジン周辺に火災が発生しているのが窓から見えており、機内に煙も漂っていたようですので、機内は相当緊迫した状況であったことと思います。

正直、ほぼすべての人がいつ爆発してもおかしくない、と考えていたことと推察いたします。死ぬほど怖かったでしょう。

そんな状況下でも訓練通り、いや、訓練以上の避難活動を行った機長以下搭乗員の皆様の責任感に深く感銘を受けました。

さらに、自分勝手な行動をせず、じっと順番を待って避難した乗客の皆様も素晴らしいです。

もし私がその場にいたら、そんな冷静な行動が取れたのか自信がありませんよ。
一早く避難口に飛び出して、避難活動の妨げになっていたような気もしています…。

こうやって記述してみると、確かに悪いことが重なる新年の出だしとなりましたが、その後の現場対応を見ていると、あながち悪いことばかりではないような気もしてきますね。

能登半島の災害現場でも、すでに自衛隊や消防などの応援が駆け付け、迅速に救助活動を行うとともに復旧活動にも入っているようです。

我々のような一般市民は、経済活動を通常通り行い、復興のための費用面でサポートを行うことが最善なんだと思います。

わが社でも、社員一同、我々ができることをしっかりと行い、社会に貢献していきたいと思います。

そして利益もしっかり上げて、税金も納めるよう努力します。だから増税はしないでね。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

秩父で山に登るIT経営者より