そろそろ入学式

桜の便りが届く季節になりました。たぶん、このブログがアップされる頃には「満開」を過ぎ、もう「散り始め」になっている頃でしょうか。

内輪の話で恐縮ですが、このブログ、締め切り日がエラく前に設定されています。アップする日の10日ほど前。アップするまで特にやることはないので、もっと手前に設定してもいいはずなんですが。季節感もずれるし。
担当が私の事を信用していないのでしょうね、きっと。悲しい限りです。

さてさて。桜と言えば入学式ですね。

この冬に行われた受験で桜咲いた人も、桜散った人も、それぞれの道に進む季節です。

私自身、受験を二度ほど経験しました。一つ目は中学受験。そしてもう一つは大学受験。

一つ目の中学受験は、結果だけ見れば大失敗でした。確か5校ほど受験したはずですが、
第5志望の滑り止め以外は全滅してしまいました。

学校見学に行った時には、それぞれの学校が、「是非、わが校に来てください!」的な話をしていたので、なんだか勝手に自分もその学校に行ける気になっていたんですよね。でも、合格発表日に目の前で門を閉じられたように感じたのを覚えています。まあ、当たり前の話なのですが。

第5志望の学校に登校するようになった頃、正直な話、「なんでこんなところに通わなきゃいけねえんだ!」って思っていました。ほんとに無礼なクソガキですよ。

でも、今ではそれが自分にとって最もよい道だったと思えるんですよね。いくつか理由もあります。

たとえば、上位進学校にはない、先生方の厳しい指導。これが良かった。

いろいろと上位校の話を聞くと、かなり自由な学校が多いようです。自分がその場にいたら、きっと流されてしまって勉強なんかしなかっただろうなー、って。

それから、厳しい部活が経験できたこと。もう二度と経験したくはないですが。週7日の部活動と昭和の指導、先輩たちからの理不尽なしごき。思い出すだけで吐き気がします。
でも、これがあったおかげで、多少の事には動じない人間性が培えたと思います。

さらに、トップ層にいられたおかげで、先生方からの手厚いサポートが得られたことも非常に大きかったです。

おかげさまで、大学受験では志望校すべてに合格することが出来ました。

中学受験の悔しさを胸に、高3の夏休みには、一日12時間勉強していた記憶があります。分厚い問題集を何度も解き直したり。努力したなあ。

こうしてみると、一つの失敗と思えることが、後の成功につながる、ってことがあるんですよね。

禍福は糾える縄の如し。

今年、受験がうまくいかなかった人も大丈夫。

今年の悔しさを胸に頑張れば、上手くいかなかったからこそ得られる何かを、きっと見つけることができるはず。

みんな、次に向かって頑張れ!
絶対、上手くいくよ!
挫折からのリベンジを経験した私が言うのだから、間違いない!

秩父で山に登るIT経営者より