Let’s世直し

2023年となりました。このブログも2年目を迎えることになります。
この独り言のようなブログも、ごく一部のマニアの方には好んで読んで頂いているとのこと。今年もよろしくご贔屓にお願いいたします。

さて、年始早々、増税に向かって反対派との鍔迫り合いが続いておりますが、総理の口から直接、インフレ率を上回る賃上げをお願いされました。

でも、ねえ。増税するために賃上げさせられている感じがするんですけど!
もう、なんだかなあ…

私は経済の専門家ではありませんけどね、日本経済は20年来、流動性の罠に嵌っていると専門家諸氏がおっしゃっておりましたよ。20年前よりだいぶ浮上の目が出てきているのは感じますけどね、相変わらず流動性の罠に嵌っている状況にもかかわらず増税なんて、ねえ。

寛政の改革か、っての!

有効需要が高まるまでは、増税じゃなくてリフレだと思いますよ、総理。経済を齧ったこともある一国民としては、ね。
国債どんどん発行して、インフラ整備してくださいよ。ついでに、最近ガタが来ている我が家の風呂釜も直してください。経済が活性化されますって。白河より田沼が恋しいなあ。

しかしよくよく考えてみると、日本の政府機関には、もう経済を活性化させるための統合指令センターがないんですよね。

財務省がそんな雰囲気を醸し出しているけど、実際には収支を均衡させること(いや、コッソリため込むことか?)がメインの仕事だから、利益相反している面もありますし。

振り返れば、その遠因になった橋本行革って、当時は良い仕事している雰囲気がありましたけどね。実際には経済企画庁をなくしたり、政治家が手に負えないほど省庁を肥大化させたり、マイナス面も大きかったのかなって、今は感じるんですよね。

国民の大半が当時は良い仕事をすると期待した民主党政権も、結局はマイナスの面が多く残ったし。

やっぱり、雰囲気にのまれて付和雷同してしまうと、大きな失敗につながってしまいますね。
大多数の意見が正しいのであれば、大多数の人が成功者になるのでしょう。でも、実際にそんなあまいものではないのは、皆知っていることですからね、大人は。

私も経営者として、自分自身の意見をしっかり持った上で決断をしていかないといけない、ということがよく分かりましたよ。つくづく。

そうだ、これを今年の抱負にしよう!

人はいろんな意見に接していると、だんだんとそれに影響を受け、その方向に寄って行ってしまうものです。それを無くすべきなのだ、と。

新聞やテレビなどを見て、専門家と呼ばれる人の意見を見聞きすると、どうしても影響されちゃいますよね。

今年はそういったテレビを見ない。新聞を読まない。

じゃあ、どうやって情報を得るのか?

インターネットだ!

でも、インターネットも正しい情報と正しくない情報が玉石混交だしなあ…

うーん、やっぱり無理かも。

変に構えず、今年も普通に頑張っていこうか。

そんなことを考えていた正月なのでした。

秩父で山に登るIT経営者より