ネットと朝ドラと私

朝ドラ、「ちむどんどん」を見ています。
朝ランの後、出勤前のちょうど良いタイミングで放送していることもあり、毎朝欠かさず見ています。

しかし、この「ちむどんどん」、あまり盛り上がりがないですね。これまでの朝ドラと比べると、明らかに「どうなるのだろう?」と思うようなハラハラする場面やドキドキ感が薄い気がします。

これまでの自分であれば、すぐに見るのをやめてしまっていたでしょうが、今回は最後まで見続けるつもりでいます。

なぜなら、主役の黒島結菜ちゃんが(親バカ目線で見ると)うちの末娘に似ていてとてもかわいいからです。さらに、姉妹役の川口春奈ちゃんや上白石萌歌ちゃんも(同じく親バカ目線で見ると)それぞれが上の娘に似ているので、目が離せないのです。

でも、やはりというかなんというか、この「ちむどんどん」、残念ながら評判もあまり良くないようですね。ネットを見ると、かなり批判が出ているようです。
「ちむどんどん反省会」と称して、ドラマの内容について突っ込みを入れることも流行っているようです。

ドラマの脚本家やNHKに対する批判も多いですね。

しかし、よくよく考えてみると、NHKに対する批判が社会で広がるというのは、なかなか興味深い事象でもあります。私が子供だったころにはありえないことです。

昔は、NHKの放送内容にいろいろと意見があったとしても、苦情窓口に電話をかけることくらいしかできなかったですし、社会全体に発信するなどできないことでした。

もちろん、訴訟をすることは可能でしたが、そういった訴訟内容が一般に報道されることはまずありません。

それが今ではすっかり変わりましたね。

NHKの放送内容について、一般人がネットを通して声を上げることができるようになったのです。

ネット社会の到来により、いままで報道機関から情報が一方的に与えられるだけであった我々一般人が、こちらからも情報提供できるようになったということは、非常に大きな変化です。

この変化が至る所で影響を与えているようにも見えます。

新聞社は記事の内容について、ネットで反論されることが多くなりました。一方的な見解に基づく事実の切り取りや偏向が通用しなくなってきたということです。

この変化が良いのか悪いのかまだ分かりませんが、情報発信をする側であった報道機関やテレビ局には進化が求められるのでしょうね。

我々一般企業では、日々、環境の変化に合わせて変化することが求められています。報道機関もうまく変わってもらいたいものです。

そういえば、次回の朝ドラ、主役は福原遥さんだそうです。この方、その昔はNHKの子供向け番組で「まいんちゃん」と呼ばれ、クッキングを行っていました。私も子供とともに見ていましたので、まるで親のような心境です。

まいんちゃん、がんばれ!NHKさん、進化してくださいよ!

秩父で山に登るIT経営者より