新入社員の日記その3

皆様、こんにちは。

入社から半年を経た新人Sawaです。
とても長かったほんの少しとは言ったものです。
いつまでを新入社員・新人と呼ぶのかは置いておきまして、ニックネームが新人ということにでもしておいてください。気持ちはずっと新たな気持ちでいたいところですし。

現場に配属されてから感じたことや業務内外で起きたことを日記の様な感覚で書き留めてこのブログにあげております。
前回・前々回と具体的にお伝えできることはありませんでしたが、今回は私が業務上利用しているアプリケーションやソフトウェア、その機能や動作、頻出の単語について、技術的に新しい情報や知識は発信できませんが、自身の担った業務を整理する意味で取り上げたいと思います。
「未経験から始めるIT業界の仕事ってどんなモンなの?」と、いう疑問がある方にとって、少しばかり参考になればよいと思っています。よろしくお願いいたします。

先ずは、こちら。

【セキュリティについて】

VPN接続(Virtual Private Network):電話やインターネットの回線を利用して、仮想の専用回線として安全に通信を行う方法。

業務ではFortClientというソフトを使用しております。

単にVPN接続を行うのみならず、マルウェア(悪意のあるソフトウェアで、感染するとデータの破損や漏洩をもたらすため、見つけ次第コテンパンにしてK.Oすべきやつら)からの保護・アプリケーションの制御・ソフトウェアの脆弱性を見つける…と、いった機能もある優れモノらしいです。

現在ではリモートで業務を行うことも多く、会議の際にも必要となる仕組みですね。
新人ということもあり在宅勤務になることは少ないのですが、業界の仕組み上、出社する場所が複数あったりするので、メインのデスクトップPCが使用できないとき、会議の時などに使用しています。

【ファイルのコピー・交換】

(前述のセキュリティと少し関連があるかも…?)ファイルのやり取りにWinSCPというアプリケーションソフトウェアを使用しております。Windowsで動作するので、操作や視覚的な部分では一般的なMicrosoftのものと近いかもしれません。

ファイルを暗号化するため、SSH(ネットワーク上の通信を暗号化する仕組み)で通信を行います。こちらは、ファイルを暗号化してコンピュータ間で交換・コピーするアプリケーションソフトウェアです。

現在はサーバーとローカル環境でのファイルのやり取りに使っておりますが、まだまだ機能はフルパワーで使い切れていないと感じます…もう少しお勉強しときましょう。

【データベース】

データベースというのは見聞きしたことがある方も多いと思います。一般企業の事務職さんにも扱える人はたくさんいそうです。
この時代、日常的に膨大なデータをあつかいますが、そんな時にデータベース(DB)にありとあらゆる情報が格納されています。そして、DB操作するためのアプリケーションも存在します。現場について驚いた(と、いうより謎だった)のが、DBを操作するためのソフトが複数あるという事。

比較的利用頻度が高いのはDBVisualizerというソフトで、他にもBLENDER:(三菱電機が開発したDB、色々な周辺アプリケーションと連動できるよ)等、数種類のDB操作を行うソフトがあり、それぞれ用途・目的により使い分けられているようです。このあたり、自分にはまだソフトの個性や利用するタイミングが分かっておりません。
もう少し担当する業務が増えてくると、「この作業には、こうこうこういうことをする必要があるから、かくかくしかじかで、このソフトのこの機能を使うんだ!」と、わかるかもしれません。

【テキストファイルとその形式】

テキストを編集する作業は様々あります。
個人的には現代のPCソフトの王様、IT業界のビートルズともいえる(ちょっと違うかも)Excelについて取り上げたいのですが、奥が深すぎて自分の浅い知識では難しいと思いました。なので、現場に配属されて初めてちゃんと利用したものとして、サクラエディタというテキストエディタについて浅く取り上げたいと思います。

個人的には名前も好きで、アイコンがカラフルでとても好きです。
ですが、最初はWordやExcelで文字入力や編集を行うのと勝手が違い、幾分か苦労しました。
こちらは、テキストの編集というより、DBからデータを出力する際にファイル形式をCSVファイルに指定するときに活躍しています。もちろん、サクラエディタ上でテキストの編集をすることもありますが。

そもそも、CSVとは何かというと、値を,(カンマ)で区切ったデータ形式で、Comma-Separated Valuesの頭文字です。英語にするとわかりやすいですね、そのままです。カンマで分けられた値という感じです。

【文字コードについて】

先に書きましたように、DBからデータを出力する際などに利用しているのがCSVですが、同じCSVファイルでも文字コードが違うと色々問題も起きるわけです。
そこをすっ飛ばしてファイルを保存したために「ワレコラ、イテマウゾ!」と、つめられました。嘘です。業界的に言えば、「怒られた」という感じです。

・UTF-8:Unicodeをベースとして文字を1~4バイトの範囲で表現する。
・Shift-JIS:日本語の文字コードとして開発されたASCIIと日本語の文字を1または2バイトで表現する。

自分がCSVファイルを扱う際に比較的多く指定する文字コードはこちらで挙げた2種類です。調べてみたものの、ピンときませんでした。
このように1バイト単位の小さなデータの仕組みについては大変奥が深いと感じますね。

【バッチ処理】

こちらはアプリケーションやソフトではないものの、毎日のように行うファイルの処理方法です。
Windows環境で実行できる命令(コマンド)をテキストファイルに記述し、自動で処理を行うという感じです(本当はその過程は専門的な説明が必要ではありますが、ここでは便宜上簡単に説明します)。

これはプログラミングに近い部分があり、コンピュータさんに「何時頃、決まってこの処理をしてね!」という命令(コマンド)を出します。すると、コンピュータさんが決められた時間に決められた処理を行ってくれるという便利な仕組みです。
テキストファイルに行いたい処理を記述することで、例えば指定された時間に、指定されたフォルダに指定されたファイルが生成される、という感じです。命令を出す際のテキストファイルは、わりとWindowsに標準装備のメモ帳を使うことも多いようです。

そして、皆さんご存じのExcel、もちろん使用します。
よく、「Excelよくわからないけど、プログラマーを目指す!」的な、オンライン学習の広告や書籍をみたりもしますが、断言します。Excelは使用できるような状態からスタートしないとかなりきついです。無理とは言いませんが、キッツイです!

基礎知識として例えばVBAの利用方法を知らないとプログラミングが出来ない、ということではありません。
未経験からスタートする場合、いわゆる下流工程や運用・保守といった業務からスタートすることが多く、その場合はたいてい業務でExcelを使います。なので、やはりExcelを扱える人は圧倒的に有利だと思います。

Excelを使用しない現場や会社は無いのではないかと思っています。少し広げると、Microsoftのアプリケーションを制する者はIT社会を制すのでは??とすら感じます。
動作や操作で応用が利きますし、コンピュータがどのように動作しているのかを理解できてくるからというのもあると思います。多種多様なサービスがどんどん産まれては消えていくIT業界ですが、流石、天下のMicrosoftだと、つくづく思う日々を過ごしております。

今後もう少しExcelについて深く学習して、このブログで便利な機能や実践的な操作なんかを取り上げたいと思います。
なんだかよくわからなくなってきたので(汗)業務についてはこの辺にしておきましょう。

【クリケット】

ここからは少し話題を変えて、業務外での出来事について少々。
現在、自分が配属されているところでは、お昼に外国籍の方々(アジア圏が比較的多い)と食事をする機会があり、話題は連休中の過ごし方に。
自分が連休中に(勉強もせず)野球の観戦に行った(別に連休でなくとも頻繁に行きますが…)という話をしたところ、スポーツの話で盛り上がりました。

(上にあるのが勉強もせずに観に行ったときの写真。グループで観戦できるボックスシートで楽しかったのですが、映える写真を撮っていなかったので、同行した友人から雰囲気が伝わりそうな写真を送ってもらいました!)

インド出身の方いわく、インドではクリケットがぶっちぎりの人気競技だそうです。
クリケット、日本では中継などで試合を観戦する機会がないためあまりなじみがありませんが、イギリスやオーストラリアなどでも人気があり、実は世界的にみると競技人口・観戦者数では野球を超える人気競技なのです。
試合が数日間に及ぶこともあるとのことで、なかなか実際の様子を頭に浮かべることが出来ませんでした(笑)。そして、実際に観戦するには長期の休暇と体力が必要になりそうです(笑)インド行ってみたいですね!

【英語では何て言うんだっけな…?】

あと、自分はお昼にお弁当を作って持っていくことが多いのですが、「毎日作っているの?」と、聞かれ、「ほとんど」「大体」という意味の英語がその場ですぐに出てこなかったため、「Everyday!」などと大嘘こきました。許してください。悪気はありません、大体毎日ということで勘弁していただきたい(汗)

後で調べると、この様に頻度などを示す場合には「mostly」でした。知っていました。後から考えたら「About 4times in a week」みたいな言い方でも伝わっていたかもしれません。得ていたはずの知識が実際に出てこないというのは歯痒いものです。
また、自分は食事を作る際に味を薄くすることが多いので、「薄味」ということを伝えたかったのですが、それもその場で出て来ませんでした。「no taste」と言ったら結構ウケてはいたのでヨシとしましょう(良くない)。
こちらも後で調べたところ、色々表現する方法はありますが、「bland」や「flavorless」というと食べ物の味が薄いと伝わるらしいです。

最後になりますが、マクドナルドは国によって味が違うらしいです。自分は知らなかったので驚きました。一部商品やサイズが違うというのは知っておりましたが…!
実はこの英会話でランチをする会が現場の出来事で一番好きだったりする新人でした。技術も、英会話ももっと身につく様に励んでいきたいと思います。

では皆様、ナマステー。

※ヒンディー語では会ったときだけでなく、別れるときにも挨拶としてナマステー(発音的には最後は伸ばすらしいです)を使うようです。

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