PowerShellとPowerShell Core

こんにちは！アイサット研修担当です！
今回はPowerShellとPowerShell Coreの違いについて書こうと思います！

まずはPowerShellについて。Windowsには「コマンドプロンプト」が実装されていますが、それはWindowsのシステム管理や処理には向いていませんでした。

その後「Windows Script Host」というスクリプト言語が登場しましたが、全てのシステム管理に使えるわけでもなく、セキュリティ上の問題も発生し広く普及しませんでした。

そしてその欠点を解消すべく2003年に登場したより強力なシェル・スクリプト言語であるのが「PoweShell」です！
WindowsやWindowsServerで標準搭載されている「PowerShell」は、バージョンがPowerShell5.1で開発終了しており、今後はバグの修正のみが行われます。これ以上アクティブになることはないということですね。
そして「PowerShell Core」というものが別に存在します。これはなんとクロスプラットフォームで動くのです！そして現在のバージョンはPwerShell7となっており、開発は活発で新機能の開発など積極的に進められています！

PowerShellとPowerShell Coreは構文も用途も似ていますが、大きな違いもありますね。親戚関係といったところでしょうか。これからPowerShellを使うことがあるならば、それはPowerShell Coreのことを指すかもしれませんので注意が必要ですね。
クロスプラットフォームや現在進行形でバージョンアップしているPowerShellが台頭してくるのは間違いないでしょう！