PowerShellのエイリアス

こんにちは!アイサット研修担当です。
今回はPowerShell Coreのエイリアスについてです!

エイリアス便利ですよね。Get-ChildItemと書かなければならないところをlsとだけ書けばいいですからね。
しかもbashやコマンドプロンプトのコマンドなど、なじみのあるコマンドレットで指定できるのも強みです。
しかし、エイリアスで書かない方がいいことも。そんなケースのお話です。

結論から申しますと、スクリプトで書くときはエイリアスを使わない方がいいです!
対話モードでしたらエイリアスでも問題ないかとは思います。

理由としては、エイリアスが不定だからです。
エイリアスはSet-AliasやRemove-Aliasで変更可能です。基本はセッション内でのみ有効ですが、Profileに設定することで別のセッションでも有効に設定できてしまいます。
ここで、スクリプトに自分が登録したエイリアスを記述していてはどうなるでしょうか。
他の人にそのスクリプトを渡した場合、その人も登録していないかぎり動きませんよね。逆もまたしかり、その人が既存のエイリアスを削除していたらそのエイリアスは動きません。このようにエイリアスは設定可能なため動作が安定しないケースがあるのです。

なのでスクリプトには正式なPowerShellのコマンドレットを書いた方がいいですね。
それにGet-ChildItemなど、少し長いですが名称もわかりやすいですしね。

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